9 月 2008 のアーカイブ

ActiveBasic5が手に入ったから何ができるかという問題であるが、

今現在は基本的に見た目はActivebsic4と何も変わっていない

というより少し劣化した印象を受けるかもしれない。

具体的に例をあげれば

プロジェクトの新規作成で選択できるアプリケーションタイプであるが、

以下の表のような有様だ

ノーマルウィンドウ ActiveBasic4と全く同じ
N88プロンプト 一部の命令が使用不可
DOSプロンプト ActiveBasic4とほぼ同じ
ベースなし ActiveBasic4と全く同じ
DLL 未対応

 

それというのも実は、大きく進化したのはコンパイラの方で

エディタの方はほとんど改良が加えられていないからだ。

それに加え、プログラミング方法もクラス以外には

ほとんど変更がありません。

即ち、これまでのWin32APIを使用したプログラミング

行っている限りには、ほぼActiveBasic4を使用しているのと同じです。

しかし、見た目はほとんどActiveBasic4から変化ありませんが、

その中身は大きく進化しています。

中でも一番重要なのはより本格的なオブジェクト指向プログラミングに

対応してきていることでしょう。

 

今後の記事はその辺りのこと詳しく紹介していきたいと思います。

また、記事に関するご意見・感想をいただければ、

その意見を吸い上げて、開発チームに提案していきたいと思います。

 

ちょっと気に入らないことがあったり、疑問に思うことなどありましたら

コメントをしていただけましたら対応します。

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最初の記事を何にしようか迷ったのですが、

まずはできるだけ多くに人にActiveBasic5を試してもらいたいので

その入手方法から紹介したいと思います。

 

ActiveBasic5を試そうと思えば最新の「ActiveBasic5CP」を

ダウンドロードすれば使えます。

ただし、ここで手に入るのはあくまでカスタマープレビュー(お試し版)であり、

最新のActiveBasic5ではありません。

では最新のActiveBasic5は開発グループに入らないと

入手できないかというと実はそうではありません。

ActiveBasic.comのフォーラム-アナウンス

ablibリポジトリへのチェックアウトとコミット」の記事

にある情報に従ってチェックアウトすれば、

直ぐにでも最新のActiveBasic5を試すことができます。

 

ただし、この場合、チェックアウトのURLは記事の内容にある

http://dev.activebasic.com/svnroot/ablib/

ではなく

http://dev.activebasic.com/svnroot/ablib/trunk/

がお勧めです。

 

さて、ActiveBasic5はダウンロードしただけでは使えませんので

LIBファイルを最新のものにするために、ビルドしてやる必要があります。

具体的には

ab5.0->ablib->build_batchディレクトリ内に

LIBファイルをコンパイルして作成するためのバッチファイルが入っていますので

開発環境にあわせて実行します。

32bit環境なら  build_basic_static_libaray_x86_only.bat

64bit環境なら  build_basic_static_library(64bit - release).bat

      build_basic_static_library(64bit - debug).bat

 

 

たったこれだけの作業で最新のActiveBasic5を堪能できます。

ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。

 

とは言え、この内容だけでは少し難しいですね。

特設ページでも作って手順をまとめた方がいいでしょうか?

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