AB5 - 概要
ActiveBasicは過去のBasic言語の知的資産を生かしつつ、最新の言語機構を持ち合わせる統合開発環境です。
特に、AB5では言語処理系の改良を重点的に行い、ネイティブコンパイラでありながらも下記のような高度な言語仕様を採用しています。C/C++レベルの高いパフォーマンスを持ちながらも、生産性、信頼性、再利用性などの観点から優れた環境を持ち合わせます。
強力な処理系
- 静的片付けを行う強力なオブジェクト指向プログラミング言語
- ジェネリクス
- ガベージコレクション
- 多重実装可能なインターフェイス
- デリゲート
- リフレクション
- 例外処理
最新ハードウェアへの対応
x86ネイティブコードが生成可能なのは勿論のこと、x64ネイティブコードの生成に対応したコンパイラも搭載しています。即ち、作成したソースコードからは同時に32bit/64bitの2通りのCPUに対応した実行バイナリを得られます。特にx64向けに最適化された実行バイナリは、4GB以上のメモリ空間のサポート、高速な浮動小数点演算などを実現しています。
便利なクラスライブラリを標準で搭載
数値計算、文字列処理、スレッド、メモリ管理、コレクション、ファイル操作、デバッグ、描画処理、サウンド処理、ウィンドウフォーム管理など、ソフトウェア開発に最低限必要なクラスライブラリが標準で提供されています。
Win32APIやCランタイムなど、低レベルな操作を意識せずにアプリケーション部分の開発作業をセキュアに行えるのは大きな魅力の一つではないでしょうか。