今現在、私はWindowsXPでがんばってる訳ですが、
Windows7がもうすぐ発売されるという中、
私のAthlon-X2:4200マシンでは満足いく性能がでるか不安なのと
購入から5年目に突入しつつあるので故障が心配です。
そこで新しくPCを購入する計画が進行中なのですが、
CPUは再びAMDを選ぼうと思っています。
IntelのI7は大学の研究用に買って貰ったのですが
やっぱり自分用のPCはAMDです。(笑
PhenomII X4:955BEを購入予定なんですが、
なんとAMDは来年に6コアを投入予定だという情報をゲットしたので
安いPhenomII X2やX3を購入しようかと思案中です。
コア数というと、普通の用途では2コア以上は不要とされてますよね。
3コア以上はベンチマーク専用なんて揶揄があるくらいです(笑
ただ、仮想マシンなんかで遊びたい場合はコア数は非常に重要になってきます。
仮想マシンごとにコアを割り振ることでエミュレート速度を向上できますからね。
それにしても6コアとかAMDは変態ですね。
ただ、AMDに加えIntelもサーバ用に6コア製品を既に投入している所を見ると
8コアより6コアの方がダイサイズや歩止まり歩留まりの面で優れているんでしょうね。
CPUの歴史からいうと
これまではムーアの法則に従って(経験則なので従うという表現は間違いなんですが)、1CPU当りのトランジスタ数を増加する努力によって
2年で性能が2倍になってきたのだが、
トランジスタ数の増加は即ち、消費電力と発熱量の増加に直結する。
よってトランジスタ数を単純に増加することをやめて、コア数を増加することで
ムーアの法則を達成することになってきた訳ですが、
これはアムダールの法則に従えば、ソフトウェアの並列化アルゴリズムにも限界があって
シングルスレッドが多用されるデスクトップ環境を持つOSではほとんどその性能を発揮する機会はありません。
MicrosoftがWindows Vistaから一転、Windows7という軽量OSに切り替えてきたのは
これ以上、OS向けのハードウェアの性能向上が見込めないという事情もあったのでしょう。
そんなこんなで私はグロッシュの法則に従って
PhenomII:955BEを買うことにします。(笑
グロッシュの法則についてはWikipediaででも調べてみてください。