Win32プログラミング講座 〜 Step3. プロシージャ呼び出し、プロシージャ作成 〜「プロシージャ」は、時より、「関数」とか「サブルーチン」などと呼ばれます。ここでは、「プロシージャ」という呼び名に統一しますが、その正体は複数のコマンドを組み合わせてある、1つのコマンドのようなものです。言葉では少し説明し辛いので、サンプルプログラムを通して、プロシージャ機能の役割についての解説をします。 プロシージャの定義には、Function定義、Sub定義の2通りの方法がありますが、それぞれ、戻り値があるかないかの違いだけで、その他の機能は全く同一です。 Function プロシージャ名 (変数1 As 型, 変数2 As 型 ,...) As 戻り値の型 関数内のコード... プロシージャ名=戻り値 End Function Sub プロシージャ名 (変数1 As 型, 変数2 As 型 ,...) 関数内のコード... End Sub"変数1 As 型…" のことを、一般的に「パラメータ」や「引数」などといい、任意の個数だけ指定することができます(省略も可)。 手始めに、指定された税抜き価格を元に、消費税を上乗せした税込価格を計算するプロシージャを作成し、呼び出してみましょう。
GetPriceというプロシージャをFunction命令で定義しています。変数aというパラメータを持ち、税込み価格が戻り値にセットされているのがわかります。
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ところで、MessageBox関数をいちいち書くのって、面倒だと思いませんか?一回だけならまだしも、プログラム内で何回もとなると…。どうせタイトル部やMB_OKっていうのは変わらないんだったら、省略したくなるものです。
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