スクロールバーの指定したボタンを、有効、または無効にします。
定義
Declare Function EnableScrollBar Lib "user32" _
(hWnd As HWND, _
dwSBflags As DWord, _
dwArrows As DWord) As Long
hWnd
ウィンドウ ハンドル、またはスクロールバー コントロールのハンドルを指定します。
dwSBflags
対象とするスクロールバーを指定します。
定数 | 説明 |
SB_BOTH | hWnd パラメータにはウィンドウ ハンドルを指定します。水平スクロールバー、垂直スクロールバーの両方が対象となります。 |
SB_CTL | hWnd パラメータにはスクロールバー ハンドルを指定します。スクロールバー コントロールが対象となります。 |
SB_HORZ | hWnd パラメータにはウィンドウ ハンドルを指定します。水平スクロールバーが対象となります。 |
SB_VERT | hWnd パラメータにはウィンドウ ハンドルを指定します。垂直スクロールバーが対象となります。 |
dwArrows
両方の矢印ボタン、または片方の矢印ボタンを有効にするか無効にするかを、以下の定数から指定します。
定数 | 説明 |
ESB_DISABLE_BOTH | 両方の矢印ボタンを無効にします。 |
ESB_DISABLE_DOWN | 垂直スクロールバーの下方向の矢印ボタンを無効にします。 |
ESB_DISABLE_LEFT | 水平スクロールバーの左方向の矢印ボタンを無効にします。 |
ESB_DISABLE_LTUP | 水平スクロールバーの左方向の矢印ボタン、または垂直スクロールバーの上方向の矢印ボタンを無効にします。 |
ESB_DISABLE_RIGHT | 水平スクロールバーの右方向の矢印ボタンを無効にします。 |
ESB_DISABLE_RTDN | 水平スクロールバーの右方向の矢印ボタン、または垂直スクロールバーの下方向の矢印ボタンを無効にします。 |
ESB_DISABLE_UP | 垂直スクロールバーの上方向の矢印ボタンを無効にします。 |
ESB_ENABLE_BOTH | 両方の矢印ボタンを有効にします。 |
戻り値
指定されたとおりにスクロールバーの表示状態が変更されると、TRUE が返ります。
すでにスクロールバーが指定された状態になっているとき、または関数が失敗したときは、FALSE が返ります。
環境情報
インクルード ファイル: api_window.sbp 内で定義済み
DLLファイル: user32.dll
ShowScrollBar関数