メニュー項目に関する情報を格納します。
定義
Type MENUITEMINFO
cbSize As DWord
fMask As DWord
fType As DWord
fState As DWord
wID As DWord
hSubMenu As HMENU
hbmpChecked As HBITMAP
hbmpUnchecked As HBITMAP
dwItemData As DWord
dwTypeData As BytePtr
cch As DWord
End Type
cbSize
構造体のサイズを指定します。
fMask
どのメンバ変数を利用するかを指定します。
定数 | 説明 |
MIIM_CHECKMARKS | hbmpChecked、hbmpUnchecked メンバが有効になります。 |
MIIM_DATA | dwItemData メンバが有効になります。 |
MIIM_ID | wID メンバが有効になります。 |
MIIM_STATE | fState メンバが有効になります。 |
MIIM_SUBMENU | hSubMenu メンバが有効になります。 |
MIIM_TYPE | fType、dwTypeData メンバが有効になります。 |
fType
メニュー項目のタイプを、以下の定数を組み合わせて指定します。
定数 | 説明 |
MFT_BITMAP | ビットマップを使用してメニューを表示します。dwTypeData メンバの下位ワードでビットマップ ハンドルを指定します。cch メンバは無視されます。 |
MFT_MENUBARBREAK | メニュー項目を、新しい行に配置します。ドロップダウン メニュー、サブメニュー、ショートカット メニューの場合は行間に線が引かれます。 |
MFT_MENUBREAK | メニュー項目を、新しい行に配置します。ドロップダウン メニュー、サブメニュー、ショートカット メニューのときは、行間に線が引かれません。 |
MFT_OWNERDRAW | メニューの描画をオーナーウィンドウに任せます。dwTypeData メンバはアプリケーション定義の32ビット値をもちます。 |
MFT_RADIOCHECK | hbmpChecked メンバが NULL のとき、ラジオボタンのチェックマークをメニュー項目のチェックマークにします。 |
MFT_RIGHTJUSTIFY | 以降のメニュー項目を右揃えで表示します。メニュー バーにのみ有効です。 |
MFT_RIGHTORDER | 右から左へメニュー項目を表示します。アラビア語やヘブライ語を表示するために使用します。(Windows95、WindowsNT5.0以降) |
MFT_SEPARATOR | メニュー項目がセパレータであることを示します。dwTypeData メンバ、cch メンバは無視されます。 |
MFT_STRING | 文字列を使ってメニュー項目を表示します。dwTypeData メンバには NULL で終わる文字列バッファへのポインタを指定します。cch メンバには文字列のバイト数を指定します。 |
fState
メニュー項目の状態を、以下の定数を組み合わせて指定します。
定数 | 説明 |
MFS_CHECKED | チェック マークを表示します。 |
MFS_DEFAULT | デフォルトのメニュー項目に設定します。メニュー項目は太字で表示されます。 |
MFS_DISABLED | メニュー項目を選択不可にします。淡色表示にはなりません。 |
MFS_ENABLED | メニュー項目を有効にします。 |
MFS_GRAYED | メニュー項目を選択不可にし、淡色表示します。 |
MFS_HILITE | メニュー項目を強調表示します。 |
MFS_UNCHECKED | チェック マークを解除します。 |
MFS_UNHILITE | 強調表示を解除します。 |
wID
メニュー項目の ID を指定します。
hSubMenu
サブメニューのハンドルを指定します。サブメニューがない場合は、NULL を指定します。
hbmpChecked
チェック マークに使用するビットマップのハンドルを指定します。NULL を指定すると、デフォルトのチェック マークで表示されます。
hbmpUnchecked
チェックが解除されているときに表示するビットマップのハンドルを指定します。NULL を指定すると、なにも表示されません。
dwItemData
メニュー項目に関連付けられたアプリケーション定義の32ビット値です。
dwTypeData
fType メンバに MFT_STRING フラグが設定されているときは、文字列バッファへのポインタを指定します。MFT_BITMAP が設定されているときは、ビットマップ ハンドルを指定します。それ以外は無視されます。
cch
fType メンバに MFT_STRING フラグが設定されているときは、dwTypeData メンバで指定した文字列のバイト数を指定します。それ以外は無視されます。
環境情報
インクルード ファイル: api_window.sbp 内で定義済み
GetMenuItemInfo関数、SetMenuItemInfo関数、InsertMenuItem関数