変数とはデータを記憶するための箱のようなものです。変数はメモリ上に確保され、その内容をプログラムから参照 / 変更することができます。
識別子(変数の名前)のきまり識別子とは変数や関数などを見分けるための名前のことをいいます。識別子の先頭文字はアルファベット(A〜Z、a〜z)、またはアンダースコア(_)である必要があります。先頭文字以外に使用できる文字のは英数字(A〜Z、a〜z、0〜9)、アンダースコア(_)、型宣言文字(%&!#$)です。
データ型とは整数、実数、文字、文字列など、変数に格納するためのデータの種類のことをいいます。
データ型にはコンパイラに内蔵されている基本型とプログラマーが定義するクラス(構造体)が存在します。クラスはClass 〜 End Classステートメント、構造体はType 〜 End Typeステートメントで定義することができます。
変数を利用して演算を行う場合、まずは変数を宣言しなければなりません。「変数を宣言する」ということは、変数用のメモリを確保し、それに対応する識別子をコンパイラが識別できるように登録する動作のことを言います。変数の宣言はDimステートメントを使って行います。