構造体: WNDCLASSEX

ウィンドウ クラスに関する情報を格納します。


定義
Type WNDCLASSEX
    cbSize        As DWord
    style         As DWord
    lpfnWndProc   As VoidPtr
    cbClsExtra    As Long
    cbWndExtra    As Long
    hInstance     As HINSTANCE
    hIcon         As HICON
    hCursor       As HCURSOR
    hbrBackground As HBRUSH
    lpszMenuName  As BytePtr
    lpszClassName As BytePtr
    hIconSm       As HICON
End Type
cbSize
構造体のサイズをバイト単位で指定します。

style
クラス スタイルを、以下の定数を組み合わせて指定します。
定数説明
CS_BYTEALIGNCLIENTウィンドウのクライアント領域の X 座標が、8 の倍数になるように配置します。
CS_BYTEALIGNWINDOWウィンドウの X 座標が、8 の倍数になるように配置します。
CS_CLASSDCこのクラスに属するすべてのウィンドウで、デバイス コンテキストを共有します。
CS_DBLCLKSダブルクリックのイベント通知(WM_LBUTTONDBLCLK、WM_RBUTTONDBLCLK)を有効にします。
CS_HREDRAW移動やサイズ変更によって、ウィンドウのクライアント領域の幅が変化したときに、ウインドウの無効領域を再描画します。
CS_NOCLOSEウィンドウの「閉じる」メニューを無効にします。
CS_OWNDCこのクラスに属するウィンドウには、それぞれ独自のデバイス コンテキストを割り当てます。
CS_PARENTDC子ウィンドウのクリッピング領域に親ウィンドウのクリッピング領域を設定します。
CS_SAVEBITS他のウィンドウに隠れた部分を、ビットマップとして保存します。他のウィンドウが取り除かれたときに、保存してあるビットマップを利用し、イメージを作成し直します。
CS_VREDRAW移動やサイズ変更によって、ウィンドウのクライアント領域の高さが変化したときに、ウインドウの無効領域を再描画します。

lpfnWndProc
コールバック関数を示すポインタを指定します。

cbClsExtra
この構造体の後に確保する付加情報のバイト数を指定します。

cbWndExtra
ウィンドウ インスタンスの後に確保する付加情報のバイト数を指定します。

hInstance
インスタンス ハンドルを指定します。

hIcon
アイコン ハンドルを指定します。

hCursor
カーソル ハンドルを指定します。

hbrBackground
背景用のブラシ ハンドルを指定します。

lpszMenuName
メニュー リソースの名前を指定します。メニューが不要なときは、NULL を指定することができます。

lpszClassName
クラス名を指定します。

hIconSm
小さいアイコンのハンドルを指定します。

環境情報

インクルード ファイル: api_window.sbp 内で定義済み


RegisterClassEx関数