Win32API: RegQueryValueEx

指定したレジストリキーの値を読み取ります。

定義 
Declare Function RegQueryValueEx Lib "advapi32" Alias "RegQueryValueExA" _
   (hKey As HKEY, _
    lpValueName As String, _
    lpReserved As DWord, _
    lpType As DWordPtr, _
    lpData As VoidPtr, _
    lpcbData As DWordPtr) As Long
hKey
既存のキーのハンドルを指定します。以下の定義済みハンドルから指定することもできます。
ハンドル説明
HKEY_CLASSES_ROOT拡張子に関する情報、Windowsにインストールされているコンポーネントに関する情報などが格納されています。
HKEY_CURRENT_USER現在のユーザーが使用するためのOS、アプリケーションに関する情報などが格納されています。
HKEY_LOCAL_MACHINEコンピュータ固有の情報などが格納されています。
HKEY_USERSすべてのユーザーに関する情報などが格納されています。

lpValueName
読み取る値の名前を指定します。

lpReserved
予約されています。0 を指定して下さい。

lpType
32 ビット整数型変数へのポインタを指定します。ここで指定する変数に、データの種類が以下の定数から格納されます。不要なときは、NULL を指定することができます。
定数説明
REG_BINARY任意の形式のバイナリデータです。
REG_DWORD
、または REG_DWORD_LITTLE_ENDIAN		32 ビット値です。
REG_DWORD_BIG_ENDIANビッグエンディアン形式の 32 ビット値です。
REG_EXPAND_SZ展開前の環境変数への参照 (たとえば "%PATH%" ) が入った NULL で終わる文字列です。
REG_LINKUnicode のシンボリックリンクです。
REG_MULTI_SZNULL で終わる文字列の配列です。連続する 2 つの NULL 文字で、終端を示します。
REG_NONE定義されていない種類です。
REG_RESOURCE_LISTデバイスドライバのリソースリストです。
REG_SZNULL で終わる文字列です。

lpData
読み取ったデータを受け取るためのバッファへのポインタを指定します。不要なときは、NULL を指定することができます。

lpcbData
lpData パラメータで指定したバッファのバイト数が格納されている、32 ビット整数型変数へのポインタを指定します。関数が成功すると、読み取ったデータのバイト数が格納されます。lpData パラメータに NULL を指定すると、必要なバイト数が格納されます。lpData パラメータに NULL を指定したときに限り、このパラメータに NULL を指定することができます。

戻り値

関数が成功すると、ERROR_SUCCESS が返ります。失敗すると、0 以外の値のエラーコードが返ります。

解説

hKey パラメータで指定するキーは、KEY_QUERY_VALUE 権を持っていなければなりません。

環境情報

インクルード ファイル: api_reg.sbp 内で定義済み
DLLファイル: advapi32.dll

RegCreateKeyEx関数、RegOpenKeyEx関数、RegSetValueEx関数