構造体: WIN32_FIND_DATA

検索されたファイル、またはディレクトリに関する情報が格納されます。


定義
Type WIN32_FIND_DATA
    dwFileAttributes As Long
    ftCreationTime As FILETIME
    ftLastAccessTime As FILETIME
    ftLastWriteTime As FILETIME
    nFileSizeHigh As Long
    nFileSizeLow As Long
    dwReserved0 As Long
    dwReserved1 As Long
    cFileName(MAX_PATH-1) As Byte
    cAlternateFileName(13) As Byte
End Type
dwFileAttributes
検索されたファイルの属性が格納されます。以下の定数の組み合わせです。
定数説明
FILE_ATTRIBUTE_ARCHIVEアーカイブ ファイルです。
FILE_ATTRIBUTE_COMPRESSED圧縮ファイルです。
FILE_ATTRIBUTE_DIRECTORYディレクトリです。
FILE_ATTRIBUTE_ENCRYPTEDファイルは暗号化されています。
FILE_ATTRIBUTE_HIDDEN隠しファイルです。
FILE_ATTRIBUTE_NORMAL属性を持たない、ノーマルなファイルです。この定数は単独で指定されます。
FILE_ATTRIBUTE_OFFLINEファイル データが別のオフラインの記憶装置に移されていることを示します。
FILE_ATTRIBUTE_READONLY読み取り専用ファイルです。
FILE_ATTRIBUTE_REPARSE_POINT関連付けられたリパースポイントを持つファイルです。
FILE_ATTRIBUTE_SPARSE_FILEスバース ファイルです。
FILE_ATTRIBUTE_SYSTEMオペレーティング システムのシステム ファイルです。
FILE_ATTRIBUTE_TEMPORARY一時ファイルです。

ftCreationTime
ファイルが作成された時間が、FILETIME構造体で格納されます。

ftLastAccessTime
最後にファイルへアクセスした時間が、FILETIME構造体で格納されます。

ftLastWriteTime
最後にファイルが更新された時間が、FILETIME構造体で格納されます。

nFileSizeHigh
ファイルサイズの上位32ビットが格納されます。

nFileSizeLow
ファイルサイズの下位32ビットが格納されます。

dwReserved0
dwFileAttributes メンバに FILE_ATTRIBUTE_REPARSE_POINT が設定されていると、リパースタグが格納されます。それ以外は 0 が格納されます。

dwReserved1
将来のために予約されています。

cFileName(MAX_PATH-1)
ファイル パスを示す、NULL で終わる文字列が格納されます。

cAlternateFileName(13)
DOS形式(8.3形式)のファイル パス(ショート ネーム)を示す、NULLで終わる文字列が格納されます。

環境情報

インクルード ファイル: api_system.sbp 内で定義済み


FindFirstFile関数FindNextFile関数