Win32API: PlaySound

WAVEファイルを再生します。
定義
Declare Function PlaySound Lib "winmm" Alias "PlaySoundA" _
   (pszSound As BytePtr, _
    hmod As DWord, _
    fdwSound As DWord) As Long
pszSound
再生するWAVEファイルのパスが格納された文字列へのポインタ、またはメモリ内のサウンドイメージへのポインタを指定します。NULLを指定すると、非同期式で再生中のサウンドが停止します。

hmod
fdwSoundパラメータでSND_RESOURCEフラグを指定したときは、リソースを提供するモジュールのインスタンスハンドルを指定します。それ以外はNULLを指定します。

fdwSound
再生フラグを、以下の定数の組み合わせで指定します。
定数説明
SND_APPLICATIONアプリケーション固有の関連付けを使ってサウンドを再生します。
SND_ALIASpszSoundパラメータには、レジストリまたはWin.iniファイルに記述されているシステムイベント名を指定します。
SND_ALIAS_IDpszSoundパラメータには、定義済みのサウンド名("SystemStart"、"SystemExit"など)を指定します。
SND_ASYNC非同期式で再生を行います。この関数はすぐに制御を返します。
SND_FILENAMEpszSoundパラメータには、WAVEファイルのファイルパスを指定します。
SND_LOOP繰り返し再生を行います。SND_ASYNCフラグを同時に指定する必要があります。
SND_MEMORYpszSoundパラメータには、メモリ内のサウンドイメージへのポインタを指定します。
SND_NODEFAULT再生するサウンドが見つからないときに、警告音を鳴らさないようにします。
SND_NOSTOP他に再生中のサウンドがあるときは、再生を行わず、すぐに制御を返します。
SND_NOWAITサウンドドライバがビジー状態のときは、再生を行わず、すぐに制御を返します。
SND_PURGEpszSoundパラメータで指定したサウンドを停止します。pszSoundパラメータでNULLを指定したときは、呼び出し側タスクで再生中のすべてのサウンドを停止します。
SND_RESOURCEpszSoundパラメータにはリソースIDを、hmodパラメータにはインスタンスハンドルを指定します。
SND_SYNC同期式で再生を行います。この関数は、再生が終了したら制御を返します。


戻り値

関数が成功すると、TRUE が返ります。失敗すると、FALSE が返ります。

環境情報

インクルード ファイル: api_mmsys.sbp 内で定義済み
DLLファイル: winmm.dll