立体的な効果を持つ長方形の枠を描画します。
定義
Declare Function DrawEdge Lib "user32" _
(hDC As HDC, _
ByRef lpRect As RECT, _
edge As DWord, _
grfFlags As DWord) As Long
hDC
デバイス コンテキストのハンドルを指定します。
lpRect (ポインタ参照)
長方形の左上隅および右下隅の座標が格納されている、RECT構造体へのポインタを指定します。
edge
辺の描画方法を、以下の定数を組み合わせて指定します。
定数 | 説明 |
BDR_RAISEDINNER | 辺の内側を隆起させます。 |
BDR_SUNKENINNER | 辺の内側を陥没させます。 |
BDR_RAISEDOUTER | 辺の外側を隆起させます。 |
BDR_SUNKENOUTER | 辺の外側を陥没させます。 |
EDGE_BUMP | BDR_RAISEDOUTER と BDR_SUNKENINNER の組み合わせです。 |
EDGE_ETCHED | BDR_SUNKENOUTER と BDR_RAISEDINNER の組み合わせです。 |
EDGE_RAISED | BDR_RAISEDOUTER と BDR_RAISEDINNER の組み合わせです。 |
EDGE_SUNKEN | BDR_SUNKENOUTER と BDR_SUNKENINNER の組み合わせです。 |
grfFlags
辺のタイプを、以下の定数を組み合わせて指定します。
定数 | 説明 |
BF_ADJUST | クライアント領域のためのスペースが残るように長方形を調整します。 |
BF_BOTTOM | 下辺を描画します。 |
BF_BOTTOMLEFT | 下辺と左辺を描画します。 |
BF_BOTTOMRIGHT | 下辺と右辺を描画します。 |
BF_DIAGONAL | 対角線を描画します。 |
BF_DIAGONAL_ENDBOTTOMLEFT | 左下隅を終点とする対角線を描画します。 |
BF_DIAGONAL_ENDBOTTOMRIGHT | 右下隅を終点とする対角線を描画します。 |
BF_DIAGONAL_ENDTOPLEFT | 左上隅を終点とする対角線を描画します。 |
BF_DIAGONAL_ENDTOPRIGHT | 右上隅を終点とする対角線を描画します。 |
BF_FLAT | 平らな辺を描画します。 |
BF_LEFT | 左辺を描画します。 |
BF_MIDDLE | 長方形の内側を塗りつぶします。 |
BF_MONO | 立体効果を持たない境界を描画します。 |
BF_RECT | 上下左右の辺を描画します。 |
BF_RIGHT | 右辺を描画します。 |
BF_SOFT | ソフトなデザインのボタンを描画します。 |
BF_TOP | 上辺を描画します。 |
BF_TOPLEFT | 上辺と左辺を描画します。 |
BF_TOPRIGHT | 上辺と右辺を描画します。 |
戻り値
関数が成功すると、TRUE が返ります。失敗すると、FALSE が返ります。
環境情報
インクルード ファイル: api_window.sbp 内で定義済み
DLLファイル: user32.dll
RECT構造体